こんにちは.
ちゃんゆーです.
前回の記事でB to BとB to Cのビジネスモデルの違いについては説明しました.
読んでいない方はこちら➡︎上場企業って何なの??
じゃあ,B to B,B to Cの
どっちのビジネスモデルがいいのでしょうか.
今回は僕の見解と事例を交えながら話していきたいと思います.
B to Cは爆発力
一般的にはB to CはBusiness to Consumer,つまりお客さんが一般人なので商品単価が低いので大量生産,大量販売をしなければなりません.
口コミに左右される
そして商売相手が一般人なので口コミなどの評判にとても左右されます.
あなたも旅行や食事の際にはホテルやレストランなどのまとめサイトなどの口コミを読み込んだりするんじゃないでしょうか.
飲食店やホテルなどがいい例ですが,良い口コミが広がれば莫大な量のお客が来ますが,悪い口コミが広まれば一気に客が遠のきます.
第一線で働く者に左右される
もしあなたが商品の開発から取り組み,一生懸命研究に研究を重ねて商品を作ったとします.
でもどんなにいい商品でも,第一線で働く人の話術だったり,セールス力に左右されてしまうのがB to Cビジネスなんです.
ちょっと前にも話題でありましたが,
たった一人のアルバイトのふざけた動画のせいで評判がガタ落ち,なんてこともありえるわけです.
客の動向が読めず,在庫を抱える
そして在庫を抱える必要があります.
新商品だと,ある程度の市場規模の予測は立てますが,どれだけ商品が売れるかが実際にはわからないからです.
売れ残れば大量の売れない在庫を抱えることになります.
まとめると,
大量に売れるが,一般人が相手なので常にリスキーなことが付きまといます.
市場調査は見えない冒険のようなものです.
理系なら圧倒的B to Bビジネス
その点,B to Bビジネスは非常に優秀だと僕は思っています.
相手企業に気に入ってもらうだけ
一度商品を相手企業に気に入ってもらえれば安定して長く購入してもらうことができます.
相手企業というよりは購入意思決定者ですね.
(なので接待なんかが発生するわけです.)
B to Cだと消費者が欲しいだろうと思うものをアンケートとったり市場調査をしたりなどをし,当たるか当たらないかはぶっちゃけわからないわけですが,
B to Bだと,顧客との話し合いで製品を作っていったり,顧客が求めているものがわかっているので目標が定まりやすく,先の見通しが立てやすいです.
見通しが経っているので不良在庫などもあまりありません.
僕が働いている会社はB to Bです.
先の見通しが、4,5年経っていたりします.
新商品なども顧客からの情報を元に,希望に沿って作っていくだけです.
世間にはあまり知られていない,一見地味なB to Bビジネスですが,これが結構穴場なんです.
もちろん東証一部にもたくさんあります.
身の回りの部品だったりもB to Bビジネスに含まれるので,是非部品とか企業向けサービスだったりを検索してみてください.
P.S.
B to Bビジネスで僕が知っている企業だと,そこは田舎の方で家族で経営しているんですが,家族だけで100億円の資産があったりします.
B to Bビジネスは世間に知られていませんが可能性がえげつないんです.
ただライバルに大手が多いので自分で販路を開拓するのが難しい面もあることは理解しておいてください.
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