こんにちは.
ピカチュウはどう考えてもネズミじゃなくてリスということにしたほうがいいと思っているちゃんゆーです.
今回は前回に引き続き,
コモディティ化する職業は避けようって話をします.
それの例として挙げるのがなんと弁護士なんです...
そして最後のほうに理系におすすめのコモディティ化しない職業を紹介しておきます.
弁護士なのに年収100万円以下という現象が始まっている
弁護士ってめちゃめちゃ優秀で頭のいい人がなる,高収入ってイメージ有りませんか??
でも今弁護士の収入は加速度的に減少しています.
平均年収は2019年で739万円です.
びっくりしませんか??
僕は年収1000万円以上あると思っていました.
平均年収だけでいうと普通の会社よりちょっと良いくらいです.
さらに年収100万円って弁護士も存在しています.
司法試験に合格しなきゃなれない国家資格である士業に,
なぜこのようなことが起こるのか.
これはスキルは全く違いますが,動画編集の仕事と同じ状況になっていると言えます.
コモディティ化がやはり要因
弁護士の数って毎年1500人増えているんです.
日本には4万人以上もいます.
2004年の司法制度改革から全体の数はどんどん増えています.
こんなに人数がいると,新しく弁護士になった人からしたらそりゃ差別化ができませんよね.
仕事なんて若手には回ってきません.
動画編集と一緒ですね.
コモディティ化で価格を下げるしかありません.
上が詰まっている
そして弁護士って60歳以上になっても働けるんです.
だって自営業がほとんどだから.
つまり上が詰まっている.
飽和しちゃってるんです.
還暦が無い動画編集のスキルと一緒ですね.
そして実績が無い若手に仕事が回ってきません.
そもそも訴訟案件が増えていない
2005年当たりからずっと訴訟件数は14万件くらいを行ったり来たりしています.
一時期,借金の過払い金請求とかが流行りましたがその時でも23万件です.
みんなでまんべんなく訴訟を分けたとしても
14万件÷4万人=一人当たり3.5件/年
一人年間3.5件しか仕事がないんです.
4か月に1件しか仕事が無い状態です.
これは平均なので,実際には0件の弁護士もいるでしょうし,
訴訟だけが仕事じゃないので,
例えば企業の経営に関わる仕事とかで稼いでいる弁護士もいるでしょう.
でも正直言って,AIに変わられると言われている職業でもありますし,
弁護士を目指すのはもはや得策じゃないと思います.
ただでさえ年間3万円~60万円の弁護士会登録費,
あとは年間6万の登録免許税がかるんですよ,
もはや弁護士は仕業という名ばかりの負け戦だと
僕は思っています.
結局スキルを仕事にしてたらコモディティ化する
動画編集でも,弁護士でも,
そのスキルから直接仕事を受けていたら需要が減れば
儲からなくなります.
需要が減らない職業,または
スキルを仕事にしている人を利用する立場にならなければなりません.
前回の記事でも言ったとおり,
弁護士や動画編集などのスキルを生業にしている人を利用する立場になるべきです.
理系で言うと,Webデザインや設計などは人が溢れていて
コモディティ化しています.
結局マネジメントしている立場にならないと仕事は一生楽にはなりません.
理系でおすすめするのは現場監督とか施工管理ですね.
幅広い知識を身につけて,さらにコミュニケーション能力があがります.
そして基本的に人を動かすという仕事なので責任が重く,プレッシャーも大きいですが,
マネジメント力がつきます.
僕が今回言いたかったことは,
コモディティ化が簡単に起こる職は衰退も早いということでした.
P.S.
コモディティ化するとは言っても極端に極める,またはそこにプラスアルファで違うスキルを組み合わせるととんでもない差別化にはなります.
弁護士YouTuberとかいますよね.
一般人のちょっとした疑問に答えていくとか超需要あります.
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