大学のキャリアセンター(就職課)の活用方法 ~ビジネスと紐づけて考える~

キャリアセンター,活用法 就活生のための記事
こんにちは.
後輩にたくさん奢った記憶は覚えているのに先輩から奢られた記憶はすぐに無くしちゃうちゃんゆーです.
#ろくでなし
 
今回は大学生へ向けた記事です.
あなたは大学のキャリアセンターを活用していますか??
大学によっては就職課とも言いますね.
 
大学の学費は国立だと年間54万円前後,私立だと100万円くらいしますが,大学は就活生へのサポートはあまりありません.
 
今回は大学が就活生をあまりサポートしない理由とキャリアセンターの活用方法について話していきます.

まずは大学の収益の仕組みを理解する

 
大学のお客さんが誰なのかを理解することから始めましょう.
 
その前にまずはビジネスの利益の上げ方について簡単に説明します.
 
あまりビジネスに詳しくない人でもこれを知っているだけで
一般のサラリーマンよりも上の知識を身に着けることになりますのでしっかり理解してください.
 
 
企業の利益(粗利)を増やす方法は,
価格を上げるか,お客さんの数を増やすか,LTVを上げるかしかありません.
 
価格は大学によってある程度の相場が決まっているので変更できません.
ここで気になるアルファベットが出てきましたね.(笑)
ゆっくり読んで理解してください.

LTVとは??

 
LTVとは,Life Time Valueの略で,顧客生涯価値という意味です.
難しいかもしれませんがもうちょっとだけ付き合ってください.
 
例えばお客さんが5000円の商品を3か月継続して購入してそのあと失客する場合のLTVは,
 
5000円×3か月=15000円 (顧客単価×継続回数=LTV)
 
つまりお客さん一人当たりが平均15000円を支払ってくれるということになりますね.
(実際のビジネスでは利益率がかかってきますがわかりやすく説明しているのでここでは反映していません.)
 
つまりLTVとは,『一人のお客さんが生涯に渡って落としてくれる金額』のことです.
 

ここで大学生1人当たりのLTVを計算してみよう

 
入学金:約30万円,
年間の学費(国立大学):約54万円,
計算すると,大卒一人当たりのLTV=30万+54万×4年=約246万円となります.
院卒一人当たりの場合はLTV=30万+54万×6年=約354万円となります.
 
つまりLTVに関しても,大卒は4年,院卒は6年と決まっているので操作ができません.
 
どうやら学生の数を増やすことが大学の収益につながるということがわかりますね.

大学が収益を上げる方法はお客(学生)を増やす1択しかない

 
大学側としてはすでに決まっている入学金,学費を引き上げてLTVを上げる,なんてことはできません.
 
つまり,お客さん(学生)の数を増やすことによって収益を上げているわけです.
お客さんの数,つまり学生の数は増やせば増やすほど大学の利益になります.

じゃあどうやって集客しているのか

 
大学の集客としては『お金を払う人』にアプローチする方法がどうやら効果的ですよね.
 
大学の宣伝文句はたくさんありますが,その一つとして
『就職内定率』が学生の親たちには最も効果的です.
 
つまり,大学のキャリアセンターの役割としては内定がもらえないヤバイ学生に何としてでも内定してもらうことが使命となります.
 
大企業に就職しようが町工場に就職しようが
大学としてはどちらも内定になるので就職先はあまり関係ありません.
 
就活に特に問題のなさそうな学生には就活の流れと求人票さえ与えればどうにかなるので
あまりお世話をしません.
また,学生が大企業に受かろうが地域の町工場に受かろうが内定という実績は変わらないので(職員の給料も変わらないので)そこまで一生懸命じゃない職員もいます.
 
普通の学生にとって,ここに温度差を感じるわけです.
 
ある程度成績の大丈夫そうな人に対してはあまりサポートをしようとはしません.

就職課の職員が企業に勤めたことが無い場合が多い

 
これが一番の問題なんじゃないかと思います.
 
僕の知り合いでも,就職に失敗してキャリアセンターに勤めた人がいます.
女性なので学生の相談には乗りやすいでしょうが,果たしてアドバイスができるのかが正直言って疑問なところです.
 
もちろん中には企業に勤めてから学生の役に立ちたいという意気込みでキャリアセンターに就職する人もいらっしゃいます.
 
ただそういう方が学内にいるのはまれだと思います.
(就業経歴をキャリアセンターの担当者に直接は聞きづらいですしね.)
 
つまり,キャリアセンターはアドバイスを求める場ではないということです.
キャリアセンターの職員に変に期待しないほうがいいです...

キャリアセンター(就職課)の活用法

 
随分と長いこと説明してきましたが,キャリアセンターはアドバイスを求める場ではないことはわかりました.
じゃあキャリアセンターの立場とは??ということについていよいよ触れていきます.

過去の資料集めに適している

 
キャリアセンターの強みは過去のデータ(実績)です
過去に自分の大学からどこの企業に就職したのかがわかるので,OB/OGと連絡を取ることが可能になります.
 
また,OB/OGの過去の面接の体験談当時のES筆記試験の内容などが資料としてまとめられていたりします.
これらはネットには載っていないので非常に価値が高いです.
受ける企業や業界が決まったらこれらの資料は絶対目を通しておくべきです.

大学に関わる最新情報集め

 
採用活動をしたい企業がどこで学生を集めるかというと,
 
・どこかのエージェントに広告を依頼するか,
・自社のホームページ,またはSNSに載せるか,
大学のキャリアセンターに依頼するかしかありません.
 
 
もっぱらセミナーや説明会などは大学に直接告知する場合が多いです.
また求人票についても,ネットだけで探すよりも大学の求人票のほうが参考になります.
(特に理系)
 
就活をまだ始めたばかりの人は場慣れするためにも直近で開催されるセミナーや説明会の日程を聞いてみて参加するのもいいと思います.

キャリアセンターの活用法のまとめ

・大学は,出ていく者には興味が無いということを理解する.
・キャリアセンターは内定者が出ようが出まいが給料が一緒なので一生懸命じゃないことを理解する.
・キャリアセンターは過去のデータ・資料を参考にする場として活用する.
・キャリアセンターは大学への最新情報を参照する場として活用する.
 

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