普通に生きたい人が大企業に就職するリスク

大企業,リスク 学び
こんにちは.
暖かいとこから涼しい場所に行くよりも,寒いところから暖かいところに行ったほうが幸せを感じることに気づいたちゃんゆーです.
#クーラーをガンガンかけて毛布で寝るのが幸せ
 
あなたは将来出世したい派ですか??
大企業を目指していますか??
それとも中小??
 
どちらにせよ
企業研究をしている際に,部署の多さに注目したことってありますか??
 
部署の多さって結構気にしたほうがいいですよ.
 
根拠について説明していきます.
 
 

大企業では仕事が見事に分担されている

 
 
事業規模が多ければ多いほど仕事って分断されます.
各工程毎に,各仕事内容毎に.
 
大企業に行けば,自分の役割ってのが明確に与えられます.
 
でもそれって言い換えれば
仕事の裁量権が無いってことなんです.
 
裁量権ってのはある程度自分のやりたいように自由に決められるかということ.
 
 
あなたはどうおもいます??
 
自分のやる業務内容がパリッと決められているってハッピーですか??
 
安定を求める人,普通の生活が送りたいって人はそうかもしれません.
最初はそれでもいいかもしれません.
 
でも指示された,決められた仕事だけをやっても満足感って得られません.
 
 
 
例えば,
カレーライスをグループで作るとき,ある程度作業を分担しますよね.
 
ご飯炊く係,野菜切る係,煮る係,などなど.
 
そのほうが効率がいいのでそうしますよね.
 
でもこれを1ヶ月やってくださいって言われたらご飯係の人は1週間後には飽き飽きして,他の仕事を手伝うようになります.
 
そう,飽きるんですよ.
決められた仕事だけやってると.
 
 

大企業にはジョブローテーションというものがある

 
もちろん大企業でもプロジェクトごとに担当者を決めるなど,
大きな仕事を任されることはあります.
 
それに僕がいた日本の会社はジョブローテーションってのがあって,3,4年に一回部署移動がありました.
 
それには基本方針として,『多能工化』ってのがあって,
ひとつの部署にずっといたら視野が狭くなるということで色んな部署を見て回ろうよって方針でした.
 
 
この部署移動って中小企業も同じですが,自分で決められないんです...
 
まあ裁量権が大きいわけじゃないですが,選択肢は多いよねって感じです.
 
 
 
その辺はOBに聞いたり,採用担当者に聞いてみるといいと思います.
 
 
ジョブローテーションがあるかどうか
面接の逆質問で聞いてみてもいいと思います.
入社する気があるって意思表示にもなりますし.
 
 

個人の裁量権が大きいのは結局自分の将来を左右する

 
中小企業ではそこまで業務間の壁ってのが無いです.
つまり個人の裁量権が大きいです.
 
物事を決める自由度が高いってことは,
自分の意見が通りやすいということでもあります.
 
 
例えば上場企業だと,
会社は常に株主の意見を聞いていなければなりません.
 
上司が『意見があったら遠慮無くなんでも言ってくれ』
なーんて言ってきても.
上司はさらに上のトップマネジメントに意見を上げるのが
面倒ですし,
トップマネジメントは株主に了承を得なければならないので
結局僕らの意見なんて通らないことは往々にしてあります.
 
つまり動きが鈍いってことです.
 
 
例として
日本では大企業中の大企業,トヨ〇自動車なんかもそうですよね.
 
いくら企業が『運転することは楽しい』なんて宣伝しても
これからは自動運転の時代です.
 
トヨ○は自動運転技術からははっきり言って遅れています.
 
それはこれまで,自動車が好きな人,または大企業に就職したいだけの
思考停止状態の人が多く就職しているからです.
 
自社への愛着や運転技術の向上ばかりに力を入れていたため.消費者視点なら見えていたはずの新しい時代に乗り遅れちゃってるんですね.
 
 
だってマニュアル車よりもオートマ車が人気なのは運転が面倒くさいからですよね.
自動運転に世界の流れが向かっているのは単に流行だからとかじゃなくって,消費者心理なんです.
 
 
だいぶ話が逸れましたが,
 
大企業だろうが中小企業だろうが『自分の裁量権が多いかどうか』に重きを置いてみるといいよ.
部署の多さも気にしたほうがいいよというお話でした.
 
 
P.S.
就職がゴールの学生は往々にしてこういうことは調べません.
受かればどこでもいいやって脳なので.
 

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